改行する
文章を書くときにもいろいろなタグが使えます。
まずは以下のようなHTMLを書いて、ブラウザで見てみましょう。
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<body> こんにちは 私の名前は田中太郎です。 現在は就職活動をしています。 </body> |
すると、なにか変です。
HTMLでは改行しているはずなのにブラウザで見ると改行されていません。
実はHTMLでどれだけ改行してもブラウザではまったく改行されません。HTML内での改行は無効化されるわけです。
文章を改行させるには<br>タグを使用します。
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<body> こんにちは<br> 私の名前は田中太郎です。<br> 現在は就職活動をしています。 </body> |
このように開業したい箇所に<br>タグを記述します。
<br>タグは終了タグが必要ないので覚えておきましょう。
そうするとブラウザでもうまく改行されます。
段落を定義する
文字を<p>タグで囲むとそれは段落(文章)として定義されます。
使い方は、ひとまとまりの文章を<p>タグで囲むだけです。
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<body> <h1>HTMLとは</h1> <p>HTMLとは、Hyper Text Markup Languageの略で、webページを作成するために作られたマークアップ言語です。</p> <h2>どういう仕組み?</h2> <p>HTMLをブラウザ(InternetExplorerやChrome、Safariなど)が認識し、解読を行うことによって内容を表示します。そのため文法を間違わず正確に記述しないと、表示が崩れたり見にくくなったりします。</p> <h2>やっぱり難しいの?</h2> <p>いえいえ、そんなことはありません。ゲームを開発するようなプログラミング言語とはまったく違い、大して複雑な文法ではないので簡単に覚えられます!</p> </body> |
HTMLはページの構造を記述していくためのものですから、<p>タグを使わなくても表示されるからと言って省略しないようにしましょう。
また、<p>タグの終了タグの後ろの文章は次の行に表示されることも覚えておきましょう。
文字を強調する
見出しほどではないですが文字を強調したいときがあります。
文字を強調するには<strong>タグを使用します。
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<body> こんにちは<br> 私の名前は田中太郎です。<br> 現在は<strong>就職活動</strong>をしています。 </body> |
そうすると<strong>タグで囲んだ部分が太字になって強調されます。
文字のサイズ、色を変える
文字のサイズや色を変える時はCSSを使います。
CSSは別の機会にご紹介しますので今はサイズ、色は変更せずに進めていきましょう。